招き猫先生の『ことちか日記』R2 5/11

本日より待ちに待った学校再開である。
とはいえ、本日は、中1から高3まで全学年の「出席番号奇数」の生徒さんが登校する、所謂「分散登校」である。
スクールバスの運行時間や始業時間もいつもより90分ほど遅らせ、下校の時間も夕刻の混み合う時間を避けるために早めにした「時差登校・下校」である。
同じ長崎県下であっても、地域的にばらつきがあるようだが、長崎日大は、長崎県からの要請に則ったスタイルで、より慎重に、慎重に、再開のはじめの一歩を踏み出した。

教室をのぞいてみると、半分の席がとびとびに埋まっている。とはいえ、生徒たちの顔は晴れやかであり、授業を進める先生たちの顔も生き生きとしている。

やっぱり、「生徒が主役」の長崎日大である。

臨時休校期間中は、先生たちもグループを分けての「在宅勤務」の日々があった。それぞれの先生たちから提出された「在宅勤務業務報告書」を見てみると、8:20の始業から、16:45の終業まで、様々な取り組みがなされている。
いくつか挙げてみると、
・ムードルを用いて生徒の出席確認
・確認できない生徒に対してのメール送信
・電話による生徒の様子の確認
・ムードルでの生徒の質問に対するメール返信
・生徒・保護者への健康確認を含めた電話連絡
・授業動画撮影
・生徒の質問に対する解説動画作成、などなど、デジタルコンテンツが増えている。しかし、それだけでなく、
・中間考査範囲の「直前対策がやりやすい」プリント作成
・中間考査のわかりやすい解説プリント作成
・難関大学(東大・京大・東工大等)の入試問題研究と演習
・徹底理解のためのまとめプリント作成
・授業内容の単元別確認テスト全50回分作成
・高3用共通テスト用暗記事項総復習プリントの作成
・高1の4月を取り戻すための自学用プリント作成、などなど、

なかなかにアナログであるが、面白そうなものもそろっていた。
長崎日大の先生たちの意欲的な姿勢が充分にあらわれていた。

生徒の皆さん、休校中に先生たちは皆さんのことを思い浮かべながら、何を提供したら皆さんが学びやすいか、興味・関心を抱いてくれるか、自宅で不安にならないかを考えて、様々な取り組みに挑んでいたのである。
それもけっこう楽しそうにであった。

久しぶりの長崎日大、生徒も先生も楽しそうである。

本日はここまで。

今日の招き猫は、大黒猫と恵比寿猫、どちらも幸運を呼ぶのである。

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